フラップ坂戸の職員浅羽野小5年2組の授業に行く

当園ひまわり組と浅羽野小学校5年2組の交流会の翌日に、同クラスの授業に参加させていただきました。

 

 

参加させていただいた受業の内容は、次回の当園ひまわり組との交流会で何をするかのお話合いでした。

児童の皆さんはどうすればひまわり組の園児が喜んでくれるか真剣に話し合っていました。

「鬼ごっこが好きな子いたよね」「昨日案内できなかった小学校の面白い場所を見せてあげたい」「一緒に小学校の周りを探検するのはどう?」

黒板の前にいる進行役の児童さん達はみんなの話をまとめてより方法を一生懸命に探っていました。

 

授業の終盤に、「物事の捉え方」と「私たち保育園がどういったことを大切にしているか」というお話を園を代表してお話させていただきました。

 

物体は色々な視点から見て初めてその正確を姿を把握することができ、更に触れなければわからない事もあります。

 

一人の人間が見られる範囲を限られているので、より多くの人と同じものを見られると素敵なことが生まれると思います。

 

保育園に通う子どもたちが自分の気持ちを十分に伝えられるようになるまでには、もう少し成長を待つ必要があります。そのため保育者がいろいろな角度から子どもたちの思いや感じていることを常に考えます。
自分たちの保育をみんなで振り返り、一人の保育者の気づきや学びを、保育園全体の気づきや学びにすることを大切に日々仕事をしていることを児童の皆さんにお伝えさせていただきました。

 

お話の後には多くの質問を頂戴しました。

「子どもが何か悪いことをした場合はどう接するのですか?」

「泣いている場合はどうしたらいいですか?」

当園の話を聞いてくれるときの児童さんの目は「射抜かれる」という言葉以外で表せないぐらい真っすぐなものでした。

いつの日かひまわり組のみんなが小学生高学年になった時、5年2組の皆さんのような真っすぐな目をしていて欲しいと願います。

 

休み時間にみんなでワイワイ楽しく遊んでいたのにチャイムが鳴るとまさに「バっ」と自分の席に着く児童さんを見て、きっと毎日の授業が楽しいんだろうなと感じました。

 

やはり座ることが自体が「目的」になることはなく、楽しい授業に参加するという「目的」のための「手段」として座るのだと、児童さんの姿から改めて考えさせられました。

必要以上に命令・禁止はせず子どもを信じて見守る。

小学校教育と私たち幼児教育も根底にあるものは同じであると感じました。


今日は私たち保育園にとって大きな学びとなりました。

5年2組の皆さん、先生 引き続きよろしくお願いいたします。